9~11月頃が旬の柘榴は、秋の初め頃に一番美味しく食べる事が出来ます。
この時期に国産と海外産が共に出回り、日本では輸入品が多くを占めています。
ざくろの健康効果に肖ろうと、その成分が美容や医薬品の分野でも利用されています。
【効果】
・老化の防止
ザクロには「エラグ酸」や「プニカラジン」などのポリフェノールが豊富に含まれています。
これらが体内で強力な抗酸化作用を発揮し、老化の防止や細胞の健康を促進します。
・更年期症状の緩和
ザクロには、エストロン(植物由来のエストロゲン様物質)が含まれています。
これには女性ホルモンであるエストロゲンのバランスを整える効果が期待出来ます。
【好ましい食べ方】
栄養の多く含まれているざくろの種は、そのまま食べる事が出来ます。
中身の上手な取り出し方のコツは、まず綺麗に洗った実の先端(王冠の部分)を切り落とし、そこに十字の切れ込みを入れます。
水を張ったボウルの中で、切れ込みを手で開き割り、実を解しながら中身を優しく取り出します。
中身を冷やして食べると、爽やかな甘酸っぱさを美味しく頂けます。
また、実を以下の方法で美味しく食べる事も出来ます。
1.サラダにトッピング
彩りが豊かで栄養の豊富な、甘酸っぱい味がアクセントのサラダになります。
オリーブオイルとバルサミコ酢のシンプルなドレッシングで仕上げると味が引き立ちます。
2.スムージーやジュース
種の食感が苦手な場合は、スムージーやジュースをお勧めします。
ざくろを他のフルーツとミキサーにかければ栄養豊富な美味しいスムージーが完成します。
お好みでヨーグルトや蜂蜜を加える事も出来ます。
3.ザクロシロップ
カクテルやデザートの甘味料として使われています。
レモネードやソーダ、ヨーグルトに加えれば、フルーティーな味わいが楽しめます。
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