緑茶〚Green Tea〛

古くから私達の暮らしに寄り添ってきた緑茶は、香りや味わいの他に健康長寿を支える力も秘めています。
ホットにして香りや渋み、旨味を楽しむ事が出来ますが、暑い日には冷やしても美味しく頂けます。

🌟期待できる効果

✅ カテキン

  • 緑茶にとても多く含まれている苦味や渋みの成分であり、抗酸化作用があります。
    体内の活性酸素を除去し、細胞やDNAの損傷を防いで老化を防止します。
  • 悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑制する事により、脂質の代謝が改善されます。
  • 糖の吸収を緩やかにして、血糖値の上昇を抑えてくれます。
  • 特定の癌細胞を減らす効果があります。
  • 細菌やウイルスの活動を抑えてくれます。
    殺菌作用により虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑えるほか、口臭予防も期待できます。

✅ テアニン

  • 緑茶にとても多く含まれている旨味の成分であり、心身のリラックス効果があります。
  • カテキンとテアニンによる血管拡張効果によって、高血圧の予防が期待できます。

✅ カフェイン

  • 覚醒作用を持つカフェインにより、集中力や記憶力が向上されます。

✅ ビタミン

  • 緑茶には豊富な種類と量のビタミンが含まれています。
    体内で起こる代謝や反応をサポートしたり、抗酸化作用を発揮して老化や生活習慣病の進行を妨げたり、免疫細胞の働きを高めたりして身体の健康を維持します。

✅ ミネラル

  • 緑茶には豊富な種類と量のミネラルも含まれています。
    身体を構成する材料になったり、身体の機能を整えたりしています。

🌟 緑茶をより健康的に楽しむポイント

緑茶はれ方の工夫で、健康効果をより高めることが出来ます。
特に意識したい事を、以下にまとめてみました。

  • お湯の温度で変わるカフェインの量

緑茶は、淹れるお湯の温度によってカフェインの抽出量が変わります。
熱いお湯(80〜90℃)で淹れるとカフェインが多く抽出され、苦味と爽快感が際立ちます。
朝の目覚めや集中力を高めたい時におすすめ。
一方、やや低めの温度(60℃前後)で淹れると抽出されるカフェインが少なめになり、甘みと旨みが引き立つ緑茶になります。
リラックスしたい方やカフェインを控えたい方に適しています。

  • 茶殻も丸ごと栄養に

緑茶を淹れた後の茶殻には、抽出しきれなかった栄養成分や不溶性食物繊維、脂溶性ビタミンなどの栄養成分が多く残っています。
茶殻をふりかけに加工したり、和え物や炒め物に加えたりする事で、茶葉の栄養を余すこと無く体に取り入れることが出来ます。

毎日の一杯を温度調節で工夫すれば、緑茶はより美味しい健康長寿を支える強い味方になります。

抹茶まっちゃ
いて味わう、世界を魅了する日本茶

抹茶は、緑茶と同じ茶の葉から作られますが、その製法と楽しみ方は大きく異なります。
緑茶は茶葉にお湯を浸して抽出されたものであるのに対し、抹茶は茶葉を石臼いしうすで碾き、粉末にしてお湯に溶かして頂きます。
つまり、茶葉の栄養を余すこと無く体に取り入れられるのが抹茶の魅力の一つでしょう。

近年、抹茶は「MATCHA」として世界でも急速に広まり、ラテやスイーツ、健康食品の原料としても人気を集めています。
その理由は、豊富なカテキンやテアニンによる抗酸化作用・リラックス効果、そして鮮やかな緑色と独特の旨味がもたらす“和”のエッセンスにあります。
さらに、カフェインの吸収が緩やかなため、集中力を長く保てる点も評価されています。

歴史をひも解けば、抹茶は鎌倉時代に禅僧であった栄西が、中国から茶の種を持ち帰った事に始まります。
室町時代には武家や公家の間で茶会文化が広まり、安土桃山時代には千利休が「 茶の湯(茶道)」として精神性を高めました。
この「 おもてなし 」の文化は、現代でも茶室やカフェを通じて伝えられています。

抹茶は単なる健康的な飲み物ではなく、日本の歴史と美しい精神も一杯に凝縮した、まさに世界に誇れる飲み物なのかもしれません。

🍵 抹茶のおいしいて方 ― 自宅で味わう上質な一服

抹茶は、ほんのひと手間で味も香りも驚くほど変わります。
ここでは、茶道の基本を押さえつつ、家庭でも簡単にできる点て方を紹介致します。
このレシピを使って、抹茶の風味を初心者でも手軽にご家庭で楽しみましょう。

1. 用意するもの
  • 抹茶 … 約2g(茶杓ちゃしゃく2杯、ティースプーン1杯)
  • 茶碗 … 広めの口のものが点てやすい
  • 茶筅ちゃせん … 竹製で細かく泡立てられるもの
  • 茶杓 … ティースプーンで代用できます
  • 茶こし
  • お湯(70〜80℃) … 約70ml
2. 下準備
  1. 抹茶をふるう
    茶こしで抹茶をふるい、ダマをなくします。
    これで口当たりが格段になめらかになります。
  2. 茶碗を温める
    茶筅を入れた茶碗にお湯を注ぎ、軽く回して茶碗を温めます。
    その後お湯を捨て、布巾で水気を拭き取ります。
    温めることで、抹茶の温度が安定し、泡立ちや香りが良くなります。
3. 点てる
  1. ふるった抹茶を茶碗に約2g入れます。
  2. 70〜80℃のお湯を少し注ぎ(10ml程度)、粉っぽさを残さない様に茶筅でゆっくりとペースト状に溶かします。
    また、お湯が熱すぎると香りが飛び易く、苦みが強くなります。
  3. 残りのお湯を注ぎ、茶筅を「M」や「W」を描くように素早く前後に動かします。
    茶筅の動きは「力強く・短時間」、1分以内で仕上げましょう。
  4. 表面にきめ細かい泡が立ったら、最後に茶筅を「 の 」の字を書くように茶碗の中央から静かに持ち上げて泡を整えます。
4. 美味しくいただく
  • 点てたら泡が消える前に頂きましょう。
  • 和菓子やチョコレートと合わせると、抹茶の苦みと旨味が引き立ちます。

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