グリンピースは、世界中の多くの料理で活用されています。
インドのカレー、イタリアのリゾット、フランスのスープ、そして日本のちらし寿司や炊き込みご飯など、様々な料理に登場しています。
グリンピースはマメ科エンドウ属であり、成長段階・収穫時期によって呼び名が変わります。
豆苗 ⇒ さやえんどう ⇒ スナップエンドウ ⇒ グリンピース ⇒ えんどう豆
豆苗・・・芽の時期に収穫したもの
さやえんどう・・・鞘ごと食べられる未熟な状態で収穫したもの
スナップエンドウ・・・鞘の中でほどよく種が育ち、鞘と種を一緒に食べるもの
グリンピース・・・さらに成長が進み、育った種だけ食べるもの
えんどう豆・・・鞘の中身が成熟したもの
グリンピース100g当たりの主要な栄養成分レベル
たんぱく質 | ★★★★☆ |
食物繊維 | ★★★☆☆ |
ビタミンB1 | ★★★★★ |
【効果】
・体重管理に貢献
植物性たんぱく質は、動物性のものに比べて低カロリーになっている。
・便と一緒に毒素を体外に排泄
食物繊維が便の材料となって便通を良くしてくれる。
また、腸内で働く善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれる。
・細胞の分裂と成長・発達を促進
ビタミンB1が細胞の分裂と成長・発達を促進し、若い細胞を増やしてくれる。
特に、子供や妊娠中の女性にとって重要な栄養素。
【好ましい食べ方】
グリンピースも他の野菜と同様に、熱や光に弱い栄養素や、水に溶け易い栄養素を含んでいます。
そのため加熱は控えめにして、サラダやスープ、リゾットなどのトッピングにして、風味と栄養素を逃さず頂くのが良いと思われます。
また、冷凍グリンピースは新鮮なものと比べても栄養価が殆ど失われていません。
それは、収穫後すぐに加熱・急速冷凍する事で、栄養素と風味が保持されると言われています。
調理の手間を省き、時間を短縮するのに一役買っています。
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