紫蘇〚perilla〛

紫蘇しそには赤紫蘇と青紫蘇が有ります。
それぞれ風味や栄養価が僅かに異なり、赤紫蘇は梅干しの着色や紫蘇ジュース、青紫蘇は薬味やサラダとして使用されています。
香味野菜として食される青紫蘇の葉は、大葉と呼ばれています。

しそ100g当たりの主要な栄養成分レベル

食物繊維★★★☆☆
カルシウム★★★★☆
β-カロテン当量★★★★★
ビタミンB2★★★★☆

【効果】
・アレルギー症状を緩和
  ロスマリン酸がアレルギー症状の軽減や、関節炎などの炎症性疾患の予防に役立つ。
便と一緒に毒素を体外に排泄
  食物繊維が便の材料となって便通を良くしてくれる。
  また、腸内で働く善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれる。
・骨の健康を維持
  豊富なカルシウムが丈夫な骨を作るための材料になる。
・老化防止
  抗酸化物質のβ-カロテンが、体内でビタミンAに変換される。
  そして、体に有害な活性酸素を消去して、老化を抑制してくれる。
・目の健康を維持
  ビタミンAが目の粘膜を健康に保ってくれる。
  また、視細胞で光刺激反応に使われて、暗所でも視力を保ってくれる。
・免疫力の向上
  カロテノイドが免疫細胞に働きかけて、細菌やウイルスから身を守ってくれる。
・肝臓の機能を助ける
  β-カロテンがビタミンAになって肝臓を強化してくれる。
  肝臓で血液が浄化されて、体内の毒素を取り除いてくれる。

赤紫蘇には赤い色素の抗酸化物質「アントシアニン」が豊富に含まれています。

シソ科植物の種子から採れる紫蘇油(えごま油)には、免疫機能を高めるα-リノレン酸が含まれています。

【好ましい食べ方】
香味野菜の代表ともいえる紫蘇の爽やかな香りは、主にぺリアルデヒドと呼ばれる芳香成分によるもので、防腐・殺菌作用を持つ他に食欲増進や健胃作用も有ります。
豊富な栄養素と香味を逃さず美味しく頂くためには、サラダや和え物、刺身のつまや手巻き寿司の具材、刻み紫蘇と豆腐の冷奴、味噌汁やお吸い物の仕上げに刻み紫蘇を添えるなどして使う事で、風味を活かしつつ栄養素を賢く摂り入れられます。

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